今、ハッピーターンがギフト用になって人気?異常人気の秘密
亀田製菓の代表的菓子の一つである「ハッピーターン」
亀田製菓の代表的菓子の一つであるのが「ハッピーターン」です。昨年、コンセプトショップ「ハッピーターンズ」が阪急うめだ本店にオープンし、購入まで3時間待ちとなったり、Yahoo検索では「ハッピーターン」とともに「阪急」がよく調べられるなど、今注目されています。「ハッピーターンズ」の検索数も、開店翌日と新聞で紹介された日に急上昇しました。また、1月31日から期間限定で東京展開するとの発表以降、じわじわ検索数を伸ばしています。
ハッピーターン誕生の秘密
ハッピーターンは1977年に発売されました。この名称は商品開発当時、第一次オイルショックの影響で不景気であったことから、「幸福(ハッピー)」がお客様に「戻ってくる(ターン)」よう願いを込めて名付けられたものだそうです。発売当初は高級感漂うイメージを企図し、エッフェル塔の青色シルエット(背景色は銀色)を表面に塗装した金属缶に詰め、現在価格よりやや割高な価格設定で発売しましたが、売り上げは伸び悩んだようです。その後ビニール袋包装し、価格も下げて大衆化路線に転じ一般小売で流通し始めました。
そしてハッピーターンには、細長い楕円形のせんべいにハッピーパウダーと呼ばれる調味粉をまぶしています。ハッピーパウダーの原料は、砂糖・塩・アミノ酸・タンパク加水分解物でできているそうです。そして2009年には「ハッピーパウダー」の量を通常の2倍にした「ハッピーパウダー200%ハッピーターン」をコンビニエンスストア限定で発売し、2010年4月からはセブン-イレブン限定の商品としてパウダーの量を増やした「ハッピーパウダー250%ハッピーターン」を発売しています。2005年9月には別袋に粉をつめた「シャカシャカハッピー」を発売しましたが、2012年現在は販売していません。
大人気のコンセプトショップ
ハッピーターンの百貨店向け商品としてコンセプトショップ「HAPPY Turn’s」(ハッピーターンズ)が2012年10月24日から、阪急うめだ本店のデパ地下にオープンしました。「甘じょっぱいパウダー」に木苺や抹茶など様々なフレーバーが用意されていて、2013年1月31日からは東京駅一番街東京おかしランドで同年5月12日までの期間限定で出店する勢いです。
昔から馴染みのあるハッピーターンが、今更なる進化を遂げています。