若手俳優期待のホープ、高良健吾ってどんな人?
転々としていた幼少期
高良健吾(こうら けんご)は、1987年11月12日生まれ熊本県熊本市出身の俳優です。
もともと高良健吾の父親が転勤族で、小さい頃は引越しを繰り返していたそうです。転勤による引越しが嫌だったのか、それについて反抗したり、少しだけ引きこもったこともあるそうです。高校は、熊本県の私立九州学院高等学校を卒業しています。
タウン誌にスカウトされてからの芸能界入り
高良健吾は高校生の時に熊本のタウン誌『クマモト』にスカウトされ、編集部に出入りするようになります。同誌の副編集長に東京都の芸能事務所の社長を紹介された事をきっかけに、芸能界に入ったという変わった芸能界入りの人物です。
2005年にドラマ『ごくせん』で俳優デビューし、2006年公開の『ハリヨの夏』で映画デビューします。以降、映画出演が多く続いていますが、ドラマ出演が少ないのは「連ドラで3か月スケジュールを空けるのが難しいからで、ドラマが嫌いというわけじゃない」と語っています。2011年には有名な小説『時計じかけのオレンジ』で舞台に初挑戦もしました。
若手ながら個性派俳優
2008年公開の映画『蛇にピアス』で全身刺青で顔に15個のピアスをした青年の役を演じました。撮影にあたり特殊メイクを使用しました。2011年6月8日放送の『はなまるマーケット』のコーナー「はなまるカフェ」に出演した際に、「生放送が苦手」と語りつつ主演映画『軽蔑』撮影時の裏話を明かしました。高良健吾は主役に抜擢されたことで、いろいろと考えて演技したそうですが、30回もNGを出されたそうです。しかし、そのとき監督から「余計なことをするな」と言われたことで心境が変わり、「今は自分が感じるままに演じています」というエピソードがあります。
2013年2月23日公開予定の映画「横道世之介」を控えている高良健吾は、これからも個性の光る役どころを演じるでしょう。