印象的な俳優、綾野剛ってどんな役者?
特撮が俳優デビュー作
綾野剛(あやの ごう)は、1982年1月26日生まれ、岐阜県岐阜市出身の俳優です。趣味は写真撮影、ギターで、特技は陸上競技です。
綾野剛は2000年3月高校卒業と同時に上京、モデル・バンド活動を経て、2003年に『仮面ライダー555』で俳優デビューを果たします。
2004年にはドイツのPandolaFilm製作の長編作品『Valley Of Flowers』に出演します。 また、音楽プロジェクトmr.a(ミスター・ドット・エー)において作詞・作曲を手がけ、2005年5月3日表参道THE ORBIENTで行われた「INFECTION NOID 05-06 AUTUMN & WINTER COLLECTION」では音楽と演出を担当、2006年の同イベントでも引き続き音楽を担当し、モデルとしても出演しました。mr.aは2007年1月28日のライブイベントを最後にライブ活動を行わず、2008年10月に解散が発表されました。
2006年3月、中野裕之監督の「全速力海岸」に主演、全ての楽曲の作詞作曲も担当しました。同年10月には、『イヌゴエ』(テレビ神奈川・KBS京都・サンテレビ他)でテレビドラマ初主演を果たしました。
俳優だけでなく音楽・監督としても活動
2007年1月、長編では初主演の映画『Life』が公開し、同作品では音楽監督を兼任しました。もとは自身の役作りの為に楽曲を書き下ろしでしたが、監督がその楽曲を気に入り音楽監督を兼任することとなりました。サウンドトラック及び同CDのジャケットデザイン、自らの衣装も担当し、アーティスト、クリエイターとしての一面も見せています。
2008年、古厩智之監督作品『奈緒子』では、中高校時代の陸上経験を活かし、三浦春馬のライバル役を演じました。走るシーンでは時速25キロ〜30キロのスピードで撮影が行われたにもかかわらず平気な顔で走っています。古厩監督はパンフレットのインタビューで、「肉体的にも凄いが、とにかくすごくいいやつ」と語っています。坂口拓監督作品『魁!!男塾』では、初のアクションに挑戦、『アクエリアンエイジ劇場版』『愛のむきだし』『ロックンロールダイエット』他の出演作が続きます。
2009年三池崇史監督作品『クローズZERO II』に出演、中野裕之監督作品『TAJOMARU』では初の時代劇に出演しました。藤原新也原作ノンフィクション作品『渋谷』では主演を務めました。2010年テレビドラマ『Mother』では衝撃的な幼児虐待男を演じ、続いてテレビドラマ『GOLD』に出演するなどテレビドラマへの出演も多くなってきます。2012年『連続テレビ小説・カーネーション』では長崎弁で話す紳士服職人を演じ、認知度を広めました。
陸上選手として過ごした青年期
綾野剛は中学・高校の頃、岐阜県中学校陸上競技大会にて800M優勝、岐阜県高等学校陸上競技大会準優勝、800M公式最高記録1分57秒71といった数々の記録を樹立します。
また趣味の写真撮影から、自身の公式サイトで写真を公開し、雑誌『+act』では写真と文章の連載をしています。
映画『クローズZERO II』で共演した小栗旬、山田孝之と親交が深く、3人で小栗家に3泊4日、山田孝之とは月2日会う仲であるようです。
酒豪で、『クローズZERO』の共演者と飲んだ際、皆が酔いつぶれている時に一人でウォッカのボトルを3本空けたというエピソードがあります。