キュートな表情が男性ファンを掴む、石原さとみの今まで。
本名非公開の清純派女優
石原さとみは、1986年12月24日生まれ、東京都出身の女優です。本名が非公開で、芸能事務所はホリプロ所属です。
石原さとみは2002年に第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン『ピュアガール2002』グランプリ受賞を経て本格的に女優活動を始めました。実は同オーデション参加以前にも、現在の所属芸能事務所であるホリプロ系列の俳優養成所であるホリプロ・インプルーブメント・アカデミーに所属(5期生)し、石神国子(いしがみ くにこ)名義で映画『ホ・ギ・ラ・ラ』『船を降りたら彼女の島』へ出演しており、芸能活動の経験があります。(公式には石原さとみ名義で初出演した『わたしのグランパ』をもってデビュー作品としています)。
TVドラマから舞台までこなす女優へ
石原さとみは2003年『きみはペット』(TBS系)の澁澤ルミ役で連続ドラマ初出演します。同年、NHK朝の連続テレビ小説『てるてる家族』のヒロインである岩田冬子役に抜擢され、広く世間に知られるようになり、以後多数のドラマ、映画に出演しました。そして2005年にはNHK大河ドラマ『義経』に静御前役として出演、2006年『Ns’あおい』(フジテレビ系)で民放連続ドラマ初主演を果たします。同年秋には、『奇跡の人』のヘレン・ケラー役で舞台に初挑戦します。2008年には、つかこうへい作・演出の舞台『幕末純情伝』の沖田総司役で2度目の舞台出演をします。2009年『ヴォイス〜命なき者の声〜』(フジテレビ系)では、月9ドラマ初出演とヒロイン・久保秋佳奈子役を演じます。同年秋、井上ひさし新作書き下ろしの舞台『組曲 虐殺』にヒロイン・田口瀧子役で出演、2010年スペシャルドラマ『坂の上の雲』(NHK)にて秋山季子役として出演、2年ぶりとなる主演ドラマ『霊能力者 小田霧響子の嘘』(テレビ朝日系)も出演し、数々に役をこなしています。
2012年の「リッチマン、プアウーマン」(フジテレビ)では、主人公と生活も待遇も正反対の純真無垢な女性ヒロインを演じたのは記憶に新しいところです。
ラジオパーソナリティにあこがれて女優に
石原さとみは、第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン参加の時点でまだ高校1年生であり、以降しばらくは芸能活動とともに学業につとめましたが、2005年3月に高校の卒業を経て以来現在は女優業に専念することになります。本格的な女優活動開始後も演劇に関する学科、もしくは単位制を設置する高校には転校せず、1年次に入学した全日制普通科のみの高校をそのまま卒業しています。また、本名は非公開である。現在の芸名の由来は自らは原石であるとしてつけた「原石」を逆にして苗字の『石原』、聡明で美しくありたいとしてつけた下の名前『聡美』を平仮名表記にしたものであるそうです。小学生の頃にラジオパーソナリティに憧れていたところの石原さとみは、テレビでみかけたフジテレビ系列のドラマ『WITH LOVE』の中で藤原紀香がラジオパーソナリティを演じているシーンをみかけて石原が「女優になればラジオパーソナリティができる」ものだと勘違いしたことが女優になろうとした最初のきっかけであるというエピソードがあります。その後2005年4月〜2010年4月まで、丸5年にわたり週1回、自らの冠番組の番組のラジオパーソナリティを務めました。