男性からのスキンシップは、どこまで許せるもの?
彼氏以外に触れられてOKな場所
「いいな」と思う女性に対して、男性は積極的にスキンシップを図ろうとする人としない人が居ると思います。相手との関係性によって距離の取り方も変わりますが、いまどきは草食化してあまり行動に出ない男性も多いかもしれません。では、男性からのスキンシップについて多くの女性はどうとらえているのでしょうか。スキンシップに関する女性の本音を探ってみました。
Yahoo!知恵袋の質問「彼氏じゃない男性からボディタッチされるとしたらどこまでが不快じゃないですか?」には、女性回答者からは「肩より上ならまだ良いです。生理的にダメな人はダメ」、「『頑張れよ』みたいな感じで叩かれるのは平気です。意味もないのに触ってきたら『なに?』と思いますね」、「頭とか、背中が限界。手とか、足とか、顔とかは、好意を持ってる人じゃないと無理」、「お疲れ様~って感じで肩を叩かれたりツッコミ入れられて叩かれる程度です」、「生理的に受け付けないタイプでないなら、肩に軽く触れるくらいは大丈夫です」などの意見が寄せられていました。
相手によっては肩より上へのタッチは大丈夫ですが、手や脚は触れられたくないという意見が目立ちました。彼氏でもないのに手や顔、ましてや脚に触れようとする男性は、警戒されている可能性大です。
スキンシップでわかる女慣れ度
スゴレン「『女慣れしていないなぁー』と思われる不器用なスキンシップ9パターン」では、「女の子を呼ぶ際、指先でツンツンする」、「ツッコミなどの加減が強すぎる」といったパターンが挙げられています。距離のとり方がわからず、ドキドキしながらスキンシップに挑戦しているのが相手にも伝わっているかもしれません。
しかし、女慣れしていると思われるのが決して良いわけではなく、こなれたスキンシップが相手の警戒を強めてしまう可能性もあります。ネタりか「NGサイン見逃してない!? 男性からのボディタッチに対する女性の本音」では、「ボディタッチをしてくる男性についてどう思いますか?」という質問に対し、「タイプの男性なら良いが、それ以外には触られたくない」が81%という結果になりました。そうした女性からのNGサインとして「頭ポンポンのあとすぐ髪を直す」、「カバンをガード代わりに男性側に置く」といった行動パターンが挙げられています。スマートでないスキンシップに、女性はじれったさを感じてしまうものかもしれませんが、積極的過ぎるのは大問題。セクハラ男子のレッテルを貼られかねません。女性のNGサインに思い当たる節のある人は、ボディタッチを自粛した方が良さそうです。
「頭をポンポン」は有効か逆効果か?
マイナビニュースランキング「漫画で描かれる思わずドキッとするシーン」では、2位に「頭をポンポンとされる」、4位に「髪をくしゃっとされる」がランク・インしました。男性キャラクターが主人公の頭や髪に触れる場面は、キザなセリフとともに描かれることも多い少女漫画のお約束シーンですが、「頭をさわられるのは、ほとんどの女子の弱点だと思う」という意見もあるように、女性が男性にされてときめくスキンシップのひとつといえそうです。
しかし、「頭ポンポンは逆効果」との見方もあります。臨床発達心理士の山口創先生がJ-WAVE「DOCOMO TOKYO REMIX ZOKU」出演時、スキンシップについて語った内容によると、頭は一番大事な部分であり、「頭ポンポン」されることで、地位が低い、子ども扱いされているという感覚を持つのだそうです。それが好きな女性には有効であるものの、男性と対等に付き合いたい、自分の方が上だと思っている女性には逆効果とのことでした。また、触れても良い場所として「パブリックゾーン」を挙げ、基本的には日に焼ける部分としています。